もう2年前の事になりますが、当時の日記を見ながら私が出生前診断をした時の話を振り返ろうかと思います。
妊娠12週。助成の紙を使っての初めての妊婦健診の日。
今日もエコーで心拍確認出来て安心した。
すると、いつもすぐに終わるエコーがちょっと長い。
「これがさっきから気になる」
そう言われてエコーを見ると…なんだか首の後ろが厚くなっている。
「羊水検査してみないと分からないから」
そう言ってエコーの写真をくれた。
全く意味が分からなかった…
でも凄く悪い事を言われたのは分かった。
すぐにネットで調べてみると胎児の首の後ろに出来る浮腫をNTと言うらしかった。
正常でも浮腫んでしまう子も稀にいるらしいが、ダウン症や心臓の先天性奇形などの影響でよく見られる特徴との事。
NTが厚いほど、深刻な状態の事が多いようだ。
すぐに夫にLINEしてそして、家に帰ろうとした。
でも気づくと帰り道も間違えていて、2駅先まで歩いてしまうくらい動揺していた。
家に帰ってからはずっと泣いていた。
なんで私の子が…という気持ちが溢れてどうしようもなくなっていた。
夕方、胎児ドッグが出来る病院に電話した。
遺伝カウンセラーの方とお話して、改めて私の子に染色体異常や先天性奇形の可能性があると言われた。
夫が帰ってきて号泣。
沢山話し合って精密エコーをする事にした。
NTをきちんと測るには11週〜13週の間に資格を持った医師が普段のエコーよりも精密な機械を用いて測らないといけないらしかった。
急遽翌日に予約を入れて貰い病院で検査を受ける事にした。
…続く。
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