前回までのお話↓
頭蓋変形外来①<初診までの道のり>
「外来の待ち時間は5.6時間ですけどいいですか?」
担当医と受付の人から言われたこの言葉。
いや、良くは無いですけども!(笑)
でも仕方ないので、予約しました。今週は空いてないとの事で翌週木曜の14時に予約を入れてもらいました。
でもそこから5.6時間て19時過ぎるってことでしょうか?
にわかに信じ難いですが、週に一度木曜しか受けていないこと、担当しているのは1人の先生という事からすると…確かに時間はかかりそうです。
当日、14時に行くと41人待ちとのこと。
2時間後にまた受付に声をかければ外出してきてもいいですよと言われてました。
…どうしよう。
家に一旦帰る訳にもいかないし、この辺で時間潰せる所も分からないし、やはり院内で過ごす…⁇
周りを見ると祖父母や夫と一緒に来院して子供の世話を交代でしつつ時間を潰している方が沢山いました。
近くに元気で暇な祖父母がいればなぁ…羨ましい!
院内のコンビニで飲み物や私のおやつを購入して、待つことにしました。
待合室は沢山人がいたので、3階の飲食可能スペースや、他の科の空いている椅子に座って待ちました。
普段こんなに待つ事も無いですし、ウェウェちゃんを連れての2時間は長かったです。
16時に受付に行くと17時までに検査で呼ばれるので待合室で待つように言われました。
呼ばれたのは16:55。
担当医ではなく、同じチームの先生が一度診て検査オーダー出すという事でした。
「お母さんはどの辺が気になりますか」
と聞かれて、後ろの絶壁が気になると言いました。
ウェウェちゃんの頭を触りながら
「お母さんは後ろの、いわゆる絶壁が気になるようですが、斜頭もありますね」
斜頭⁈そんな事感じた事が無かったのでビックリしていると
「右のおでこが左に比べて出ています。この図でいうと3ですね。」
「あと耳の位置が左右で違いますね。」
え、耳!?耳の位置違うの?
右のおでこ・・・出てる!
グレードが4まであるうちの3。意外な展開についていけない私・・・・。
「検査が17時までなので、とりあえずレントゲン撮りましょう!」
そう言われてレントゲンを撮りました。
ウェウェちゃんは、普通の赤ちゃんが泣いちゃう場面でも基本泣きませんが、ここでも全く泣くことなくキョトンとしてました。
先生が電話で質問に答えてくださった時
「とにかく時間との勝負なので、外来に来た時に治療するかしないか決断できるほうがいい。お家でよく話し合ってきてください」
と言われていました。外来初診時に決断できなければ、翌週また外来に来て治療するか否かの話をして、それからヘルメットオーダーで2週間かかりますから時間がどんどん経っていきます。
そして生後2か月から始められるこの治療ですが、ウェウェは既に5か月。
ヘルメット完成時には6か月になってしまいます。一刻も早く着けさせたいところです。
夫との話し合いでは、外見上の問題のみの場合→治療しない
機能的に支障をきたす場合→治療する
という方針になっていました。
となると・・・・治療するってことよね(汗)
それから夫に連絡して会社帰りに病院に来てもらうことにしました。
19時過ぎまで診察の順番が来なそうということと、やはり医師の説明を一緒に聞いて治療するか否かの決断を一緒にしたかったからです。
(優柔不断な私は、大きな決断をするのが苦手です)
何しろ、54万円ですからね。高額医療費控除を申請しても・・・デカいです。
なんか、去年もこのくらいの時期に大きな出費あったな・・・・(笑)
(このお話詳しくは、胎児編で書きたいと思います)
夫と合流したのが、18:30過ぎ。
それでもまだまだ呼ばれません。
待合には沢山の赤ちゃん。
赤ちゃんのお兄ちゃん、お姉ちゃんも連れられて院内走り回っています。
やっと呼ばれたのは19:30過ぎ。
「こんばんは!初めまして!!」
・・・こんな夜遅いのにめっちゃ明るくてエネルギーに満ち溢れた先生に私は驚くのでした。
続く
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